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株式交換

株式交換とは、買収先の会社のすべての株式と買収側の会社の株式を交換する方法であり、買収側にとっては多額の買収資金を必要としないため買収が容易になる等のメリットがある。日本においては、平成11年度の商法改正により、株式交換による完全親会社の創設が認められ、株式交換におけるM&A取引が解禁されたことから、今後大いに利用される可能性がある。

 

米国におけるM&Aにおける取引方法

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出典:クレディ・スイス・ファースト・ボストン

 

M&A取引を円滑に進めるためには、ターゲットとなる企業の経営・販売・生産・労務・財務等について詳細な情報収集や分析が必要になる。M&Aに直接関わる企業の有する情報や経験だけでは自ずと限界があるので、M&Aを専門に取り扱う外部のアドバイザーを活用するのが一般的である。

 

 

 

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