(8) その他
主軸受、クランクピン軸受、各種主要ボルト等の強度検討を行った。
3.2.4 基本設計
要素検討の結果を6気筒機関に展開し、ピストン・連接棒、クランク軸・台板、シリンダカバー・吸排気弁、カム軸駆動系、シリンダライナの各項目について図面上で検討を行い、詳細寸法の決定および検討図の作成を行った。
機関組立断面図を図7に、機関外形図を図8に示す。
表2に2サイクル機関および従来の4サイクル機関との機関重量、寸法の比較を示す。
SLTの高さは同一出力の2サイクル機関よりも低く、機関の長さは従来の4サイクル機関より短くなる。また、機関重量は従来の4サイクル機関、2サイクル機関より軽量であり、充分に対抗し得る機関である。