Fearnleys World Bulk Fleet January 1999より作成。係留備蓄用の船は除外済み。
「-」はそのカテゴリーの船が存在しないことを示す。
2] 積荷率
タンカーの運航のためには、バラスト水や輸送のための燃料など荷物以外の積載も必要である。ここでは、オペレーターからの聞き取り等により、正味の載荷可能量を12万DWT以上の大型タンカーでは9割、それ以下の中小型タンカーでは8割と仮定した。また、タンカーでは、往航(積み出し地まで)はバラスト水を積み航海し、復航では原油を満載するというパターンが一般的と考えられるため、計算上すべての船型・船齢において載荷可能量を1/2倍して取り扱う必要がある。以上の考え方から、積荷率(αjk)は次のように仮定した。
12万DWT以上の船:0.9×0.5=0.45
12万DWT未満の船:0.8×0.5=0.40