グアムの知識
[地理]
日本の南東約2,500kmにあり、日本から一番近いアメリカです。西太平洋マリアナ諸島の最南端(さいなんたん)にあり、面積は兵庫県淡路島くらいの大きさです。周囲はさんご礁(しょう)に囲まれ、1番高いところはラムラム山で、海抜(かいばつ)406mです。
[歴史]
グアム島がヨーロッパ世界に知られるようになったのは、1521年世界一周航海中(こうかいちゅう)のマゼランが上陸したのが始まりといわれています。その後スペイン領となり、1950年にアメリカ合衆国の準州(じゅんしゅう)となりました。
[住民]
先住民(せんじゅうみん)はチャモロ人と呼ばれている人々。ちなみにチャモロとは“高貴(こうき)”という意味。現在もこのチャモロ人が、人口約15万人のうち、40%を占め、ついでフィリピン人24%、アメリカ人15%、その他21%となっています。ちなみに「こんにちは」はチャモロ語で「ハファダイ」といいます。
[気候(きこう)]
熱帯性気候(ねったいせいきこう)に属(ぞく)し、気温は21〜33℃くらいで、1年の平均気温は27℃で、4月は最高気温の平均が29℃、最低気温の平均が25℃です。6〜10月は雨期(うき)にあたり、11〜5月は乾期(かんき)となります。
[時差(じさ)]
日本とグアムの時差は1時間です。グアムが正午なら、日本では1時間遅れの午前11時となります。
[言語(げんご)]
通常は英語とチャモロ語です。日本人観光客(かんこうきゃく)が多いので日本語もある程度通じますが、なるべく英語で会話をしてみましょう。
[宗教]
住民の約75%がカトリックの信者で、島内各地に教会があります。“フィエスタ”とよばれる祭りがあり、各村の守護聖人(しゅごせいじん)を記念するお祭りが、村ごとに教会を中心に開かれています。