安全確保(自力で助かる)
皆の住んでいる近くには、泳げる場所はありますか?
「無いなあー」と思った君
泳いではいけない場所だけれど、水がある場所はあるんじゃないかな?
泳げる君も泳げない君も考えてみよう。
Q 学校の帰り道、橋の上から川の魚を見ていたら…
長袖・長ズボン・ジャンパーを着て靴をはいたまま川に落ちちゃった!
海や川など落ちた時は、足がとどかなかったり、水が濁(にご)っていて見えない事があります。さて君ならどうする?泳げる君も本当に大丈夫かな?
1. 泳いで戻る
水に落ちたら顔を上げ岸方向を確認してから得意な泳ぎで戻りましょう。
あわてないで、落ちた所を確認(かくにん)して戻ります。
2. ランドセルやカバンで助かる
教科書の入ったカバンは浮くか?沈むか?
何も入っていなければ30秒位で沈んでしまうカバンやランドセルも、中に紙を入れると10時間位浮きます。そこで、どうやったら良いのか。
ランドセルの人は?絵のように頭が浮くようにして助けを待ちましょう。
カバンの人は?の様にラッコ浮きになって助けを待ちましょう。
3. 水が入った時、洋服は…
無理をして脱ぐ必要はありません。なぜなら、服を脱ぐのに、30秒位の時間がかかり、疲(つか)れるからです。その時間をかけるならば、岸に向かって泳ぐ方が助かる確率(かくりつ)は高くなります。さらに服を着ている方が保温効果(ほおんこうか)があります。夏の一時を除けば、水温は20℃以下である事を覚えておきましょう。
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