■サバニって?
「サバニ」とは、船自体の名前で昔は漁(りょう)をするために使われていました。
その後「ハーリー」と呼ばれる「サバニ」を使ったレースも行われるようになり、こぎ手10人、舵(かじ)取り1人の11人で競争し、海の安全・豊漁(ほうりょう)を願ったといわれています。旧暦の5月4日に各地でおこなわれていました。ただの競走ではなく、競走しながら船を転覆(てんぷく)させ、海水を出してから、ゴールする転覆(てんぷく)競走(きょうそう)というのもありました。
■サバニ用語
エーク:かい(船をこぐもの)
トゥム:船尾
ピーヌイ:前に乗りカネを鳴らしたりもする。
トゥムヌイ:かじをとる人
クジャー:こぐ人