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(5) 20万載貨重量トン以上のタンカー

タンカーのうち20万載貨重量トン以上について、船籍国と船齢の内訳を表2.5-9に、OD総括表及び仕出港(Port of Origin)・仕向港(Port of Destination)を表2.5-10に示す。

 

船籍別については、上位国はパナマ、日本、リベリア及びシンガポールであり全タンカーの場合と変わらないが、韓国は1隻となっている。

平均船齢でみると、10.4年と全タンカー(船舶数)の場合の11.5年より1.1年若く、船籍別ではパナマ8.0年、日本9.7年、リベリア11.3年及びシンガポール8.9年と、代表的便宜置籍国では全タンカーの場合より船齢が若いが、日本は1.8年高くなっている。

この表をみると、全タンカーの割合では5%程度のアラビア湾を仕向港又は仕出港とする航海数は、20万載貨重量トン以上のタンカーでは約35%と大きく、全タンカーでは約8%の東南アジアゾーンの諸港を仕向港又は仕出港とする割合は、20万載貨重量トン以上のタンカーでは約5%と小さくなっている。

なお、添付資料13に20万載貨重量トン以上の全タンカー262隻を、載貨重量トンの大きい順に示す。

 

表2.5-9:20万載貨重量トン以上のタンカーの船籍1船齢別内訳

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