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(2) 船型別構成

タンカー(ケミカルタンカーを含む。)を船型別に航海数及び船舶数に分けて集計し、表2.5-2及び図2.5-1に示す。

これをみると、最も多いタンカーの船型は航海数では3,000〜9,999GTのタンカーであり、船舶致でみると10,000〜29,999GTのタンカーであり、航海数、船舶数ともに全船舶の場合と同様であった。ちなみにナホトカ号は13,157GTであった。

船型別構成の累積比率でみると、30,000GT未満のタンカーが、航海数で全体の77.7%、船舶数で66.4%占めているが、全船舶の場合(航海数で78.8%、船舶数で74.2%。)より幾分その割合が小さくなっている。

1隻あたりの航海数でみると、全体の平均では1隻あたり15.3航海しており、船型別では、1,000〜2,999GTのタンカーが25.7航海と最も航海数が多い。

500〜999GTのタンカーは全船舶の同船型の14.2航海より多くなっているが、他の船型では1〜6航海程度航海数が小さく、タンカー全体でも全船舶の18.7航海より約3航海少なくなっている。

また、全船舶の場合と同様、船型が大型化するにつれ航海数が減少する傾向がある。

 

表2.5-2:タンカーの船型別構成

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