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表2.3-11:日本寄港船舶 船籍/船齢/航海数 総括表

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2] 船舶数からみた船籍/船齢構成

全船舶の船舶数(11,285隻)について、船籍国と船齢の内訳を、100隻以上あった船籍国を船舶数の多い順に抜粋し表2.3-12に示し、船齢と船舶数の関係を図2.3-6に示す。また、日本寄港船舶の船舶数(7,463隻)の船籍国と船齢の内訳を、50隻以上あった船籍国について船舶数の多い順に抜粋し、表2.3-13に示す。

全船舶の船籍国は、第二船籍国を含め全部で101カ国(添付資料4参照)に及ぶが、100隻以上あった船籍国は21カ国であった。

全船舶を船籍別でみると、代表的便宜置籍国のパナマが1位で全船舶数の26.4%を占めており、リベリアが3位で7.2%となっている。ゾーン別で航海数の割合の大きい日本及び極東ゾーンの諸国については、日本3.7%、韓国3.4%、中国8.2%及びロシア5.9%であり、これら4カ国を船籍とする船舶数は合計2,394隻で全体の21.2%を占めるにすぎないが、1]でも述べたとおり、日本や韓国ではパナマ籍船等の便宜置籍船を多く利用していることを考えると、実際には、両国が関係している船舶の航行がかなり多いと推測される。

船齢でみると、船齢20年未満の船舶の船舶数は8,303隻(10年未満4,026隻)であり、全船舶数の73.6%(10年未満35.7%)を占めている。船齢20年以上の船舶の船舶数は2,957隻(30年以上216隻)であり、全船舶数の26.2%(30年以上1.9%)である。日本寄港船舶と比較して、船齢20年以上の船舶の占める割合が約8%大きい。

 

 

 

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