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4] GM(00)1-4 プレジャーボート愛好者の使用無線設備

5] GM(00)1-5 GMDSS機器の搭載を義務付けられていない小型船舶の海難事例等

(5) 議事概要(◎:委員長 ○:委員 △:関係官庁 □:事務局)

1] 第1回委員会の開催に当たり、日本海難防止協会田島常務理事が挨拶を行った。

2] 第1回委員会の開催に当たり、海上保安庁警備救難部冨賀見救難課長が挨拶を行った。

3] 事務局が各委員及び関係官庁出席者の紹介を行った。また、事務局が資料GM(00)1-1の委員会名簿及び作業部会名簿について説明し、作業部会においても漁船の意見を反映させる必要から、作業部会のメンバーとして全国漁業協同組合連合会の宮原委員を追加することを提案、これが承認された。

4] 東京商船大学名誉教授の庄司委員が、本年度の委員長に選出され、以後委員長により議事が進められた。

5] 平成12年度調査研究事業計画について、事務局が資料GM(00)1-2により説明し、これに対して次の質疑応答、意見等があった。

△ 本調査研究事業においては、何か新たな機器を開発するというところまで含むのか否か。

□ 本委員会では、これまでと異なる新たな発想で小型船の連絡手段の確保という問題を皆様にご検討いただき、その結果、具体的にそういった機器の開発に結びつくものが出てくれば、その有効機器を開発するということも視野に入れている。

△ 実際に新たな機器を開発し、それによりモデル事業を行うとなると、かなりの費用が掛るものと思う。それを考えると、本委員会においては新たな機器の開発につながる提言に止める、また既存の機器の改良を主として考えるという方法もあるのではないか。

□ モデル事業は、基本的には既存の機器に必要な改良を加えたもので実施することを考えている。ご指摘のとおり、新たな機器の開発には、かなりの費用が必要であることから、場合によっては提言に止める、或いは可能な範囲内でできるだけのことを実施するということも考えられる。

○ 小型船で実際にどのような通信機器が使用されているか、またそれらの通信機器の性能等がどうかといったことを基礎データとして収集整理しておく必要がある。

□ 小型船に対するアンケート調査の内容を、今後事務局と海上保安庁とで検討していくこととしているので、各委員の方々からアンケート調査の内容についてご意見があれば、反映させていきたい。

◎ 現在、小型船用の機器としては、小型船用イパーブ、小型船用サートといったものがあるが、そういったものを含めて何か有効、的確また迅速に遭難の事実を通報できるようなものがないかということを、色々な問題を踏まえながら、検討していきたいと考えている。

 

 

 

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