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炭焼きの方法

(1) 窯の中に鉄製の棚(スノコ)を作る。無ければ太めの木を横に一列に並べ、空気が良く通るようにする。

(2) 玉切り(30〜40cm)した原木を中央に積み、周りの隙間に柴・小枝などを詰める。さらに蓋の隙間にも詰める。

(3) 点火の前に窯の周りを砂、粘土などで固定し、焚口以外は完全に埋め込んでしまう。準備が完了したら、周辺の安全(エントツから火の粉が出る)を確認してから点火。

(4) 始めは水分が多く白い水蒸気まじりの煙が上がる。全体に火がまわると青味のある薄い高温の煙となる。そうなれば窯の口をブロック等で塞ぎ、空気を遮断し蒸焼きにする。およそ一昼夜で立派な雑木炭が出来上がる。

 

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ドラム缶釜なら手軽に炭焼きにチャレンジできる

 

 

 

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