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PROFILE

プロフィール

 

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佐藤功太郎 (指揮)

Kotaro Sato

東京芸術大学指揮科卒業。1968年よりニューイングランド音楽院でレオン・バルザン氏に指揮法を学ぶ。75年文化庁在外研修でベルリン・フィルハーモニー、ベルリン・ドイツ・オペラにてカラヤン氏らのもとで研鑽を積む。現在までに群馬交響楽団、京都市交響楽団、新星日本交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、首席指揮者などをつとめ、また東京芸術大学音楽学部指揮科教授として後進の指導を行っている。主要オーケストラと活発にコンサートを行い、特に邦人作品の演奏では高い評価を得る。オペラ指揮者としては72年二期会公演「ラ・ボエーム」でデビューして以来30作品以上の指揮をしており、「ひかりごけ」「善光寺物語」「夕鶴」モスクワ公演などでも絶賛を浴びた。

 

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加藤直 (演出)

Tadashi Kato

演出家・劇作家。1970年「68/71黒色テント」(現・黒テント)の創立に参加。数多くの黒テントでの劇作・演出とともに、80年代中頃からは、オペラ、ミュージカル、コンサート、合唱と多岐にわたる活動を開始する。95年、黒テントを退団。ロングランのエンターテイメント作品を多く手がける一方で、演劇や音楽、舞踊の境界を超えた「楽劇」作りを課題に独自の創作活動を行っている。最近のオペラ作品では神奈川芸術文化財団主催公演オペラ「モモ」、新国立劇場創作オペラ「罪と罰」、二期会公演「真夏の夜の夢」ほか数々の演出を行う。現在、財団法人神奈川芸術文化財団演劇部門プロデューサー。

 

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串田和美 (美術衣裳)

Kazuyoshi Kushida

1966年「劇団自由劇場」を結成。75年劇団名を「オンシアター自由劇場」と改め、創作劇、翻訳劇、音楽劇など幅広いジャンルの演出をし、出演する。また劇作、舞台装置や衣裳のデザインも行う。89年オンシアター自由劇場が文化村シアターコクーンとのフランチャイズ契約を結び「上海バンスキング」「もっと泣いてよフラッパー」「クスコ」などをシアターコクーン・オンレパートリーとして上演。シアターコクーン芸術監督としては中村勘九郎主演コクーン歌舞伎の演出、演出家と出演者を変えて5回上演した「夏の夜の夢」など、その活動はきわめて多彩である。オンシアター自由劇場解散後も「セツアンの善人」「ゴドーを待ちながら」などで好評を博している。

 

 

 

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