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生物による浄化のしくみ

 

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植物プランクトン、再懸濁した底生付着藻類、河川からの懸濁有機物、海草から剥離した有機物はどうなるの?

・アサリやカキなどのろ過捕食生物により取り込まれます。

 

河川から入った窒素、リンなどの栄養塩はどこへいくの?

・栄養塩はアマモやアナアオサなどの海藻に吸収されます

・栄養塩には植物プランクトンや底生付着藻類に吸収されます。

 

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図 大潮時の水質変化

 

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アサリ養殖が盛ん。大潮時には、大勢の漁師たちがアサリ漁に出る。

 

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冬期には松川浦一面でヒトエグサ養殖が行われる。

 

表 松川浦の主な生物の現存量(t)と窒素の取り込み量(kg・d-1)

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*:アサリ、カキはPONとして、アナアオサ、アマモはNH4-Nとして算定

植物による吸収量は二枚貝に比べると約1/10と小さかった。

 

表 松川浦に流入する窒素負荷量

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注1) 26日及び27日の平均を示す。

注2) 6:00〜14:00の2時間毎、5回測定の平均を示す。

注3) 水質は平成12年12月1日の値を用いた。値は月平均値を示す。また、平均は排水量の平均値から算出した。

注4) 梅川の水質は梅川及び梅川程田の平均値を用いた。

 

 

 

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