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(表2)

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ここで、物理化学的なストレッサーとして挙げたものは、特に説明を加えなくても、生体にとって大変不快なものであることは、分かると思います。また生物学的なストレッサーについては、それもストレスなのかと思われた人もいるかもしれませんが、生体に対しての不快な刺激という点では同じことです。花粉症の人にとっては、杉花粉はストレッサーなのです。そしてこれらが、当然のことながら、精神的な面に影響することも十分理解できると思います。

別にどれにウエイトがあるということではありませんが、どちらかといえば職場も含めて現代社会で取り上げられるのは、心理的あるいは社会的ストレッサーの方でしょうか。

ここではこの二つについては、細かい説明は省略して、職場におけるストレスということで、以下の具体的なことについて述べることにします。

職場のストレスについて述べる前に、ストレス度というホルムスの有名な表があり、これはいろいろな本にも出ていますが、一応提示して簡単に説明しておきます。

 

 

 

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