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明るい社会づくりに尽くされた方々?平成12年度社会貢献者の事績?

 事業名 海難救助等社会貢献者の表彰等
 団体名 社会貢献支援財団 注目度注目度5


八丈島海難救助隊(はちじょうじまかいなんきゅうじょたい)(28名)

代表 菊池盛仁(きくちもりひと)

(東京都八丈島)

 

職業ダイバーなど海に関わる仕事を持つ八丈島地元有志が、海難事故救助のために集まり、昭和62(1987)年以来、本業のかたわらでの無料奉仕を前提に、救助作業や行方不明者の捜索、遺体収容、海岸のパトロールなどの活動を続け、八丈島の海の安全に貢献されている。

伊豆・八丈島は、産業の生産額のうち51%を観光が占めており、海に出るのは漁業関係者のほか、海水浴、釣り、ダイビングなどの観光客も多い。島のダイバーである菊池盛仁さんの、海での事故防止や遭難者の捜索や早期救助、遺体の早期収容を、という呼びかけに賛同した海のエキスパート(職業ダイバーや漁船の船長など)17名によって、八丈島海難救助隊は昭和62年2月に結成された。以来13年間、救助隊は民間ボランティアとして、多くの海難事故の解決、防止に寄与している。現隊員数は28名。

通常の活動としては、海岸を見回っての定時パトロールを365日休みなく隊員数名によって行い、夏季やゴールデンウィークなど観光客が増加する時期には、出動隊員の数を増やして警戒を厳重にしている。海難事故が発生した場合には、警察からの要請を受けての緊急出動となる。その場合の多くは荒天であり、救助活動に当たる隊員自身が危険にさらされることは少なくない。

また、民間ボランティアならではの悩みもある。緊急出動の際には一刻も早く現場に急行したいが、警察からの出動要請であるにもかかわらず、一般車であるため緊急車両としての通行ができない、パトロールのための車両維持経費などの固定コストがかかるが、現在の行政の補助金ではまかないきれず隊側の持ち出しになっている―などである。現在は、それらを隊長である菊池さんや隊員たちの肉体的、経済的負担によってカバーする方で、海外なみの公的支援を、隊として行政に求めている。

八丈島海難救助隊が発足する以前の数年間、島の海難事故における死亡者発生率は、のきなみ30%を超えていた。救助隊が発足した62年以降は、平均して10%程度にまで低下している。平成11年度は事故の発生予防に力を注ぎ、そのかいあって死亡者ゼロを記録した。また観光客の事故以外にも、密入国者の遭難事故(平成4年3月発生)などにも出動し、成果を上げている。

(菊池盛仁 推薦)

 

 

 

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