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第2回日本太鼓ジュニアコンクールを主管して

石川県太鼓連盟 木越治

主管団体として第一番に心掛けたのは、全国各地から参加されたチームの皆さんが、持てる力を存分に発揮できる演奏環境をつくっていくことでした。そのために、リハーサルが当日朝まで続き、時間的に苦しい思いをした面もありますが、本番での出場チームによる元気に溢れた、高いレベルの演奏により、全ての苦労が報われた思いがしました。

なお、行き届かぬ点は多かったと思いますが、ご協力いただいた関係諸団体の皆さま、また、ボーイスカウト、吹奏楽部の皆さま、そして、お忙しいなか、審査に来て下さった審査委員の先生方には心より感謝したいと思います。本当に、ありがどうございました。

 

ジュニアコンクールに優勝して

天城連峰太鼓 鈴木直樹

第2回口本太鼓ジュニアコンクールでは、優勝という大きな賞をもらい、とてもうれしく思っております。

僕たちメンバーは、高校1,2年生という平均年齢が高いチームで、ジュニアコンクールに出場できるのは、これが最初で最後の大会でした。

練習にもとても熱が入り、手から血が出るほど打ち込み、曲合わせなどを何度も繰り返し、時には涙を流すなどとても厳しい練習が続きました。でも、何よりも太鼓が好きな仲間と支えあって乗り越えた練習はとても楽しかったし、いい思い出になりました。また、太鼓の親方をはじめ、会員の皆さん、両親の協力があったからこそ、ここまで出来たと思っています。

今回の大会を通じて、これからも日々の練習に力を入れ、太鼓の楽しさや太鼓が好きだという気持ちを大好きな太鼓で表現できるようがんばりたいと思います。

 

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(第1回優勝チームの共栄太鼓風雅)

 

審査委員 (五十音別・敬称略)

大宅映子(評論家)

小口大八(財団副会長)

北村汎(秀明大学学長・元駐英大使)

塩見和子(審査委員長・財団副会長)

中西智子(三重大学教授)

西角井正大(実践女子大学教授)

古屋邦夫(財団技術委員長)

吉田貴壽(昭和音楽大学名誉教授)

 

入賞チーム

優勝 天城連峰太鼓(静岡)

第2位 高野右吉と秩父社中(埼玉)

第3位 ゆふいん源流少年隊(大分)

第4位 北海道くしろ蝦夷太鼓ジュニア(北海道)

第5位 日本航空高等学校太鼓隊(山梨)

 

特別賞

(石川県教育長賞)・敢闘賞

川北町・手取元龍若鮎組(石川)

(松任市長賞)・敢闘賞

寺井町・九谷太鼓保存会(石川)

(松任市教育長賞)・心に響いて良かった

和紙の里和雅美太鼓(福島)

(全日空賞)・可愛らしくて良かった

越中大島若太鼓(富山)

(松任市商工会議所会頭賞)

・スマートで切れが良かった

川筋太鼓響学舘ジュニア(福岡)

(JA松任組合会長賞)・清潔感が良かった

るんびに太鼓(大坂)

(松任市観光物産協会会長賞)

・地域の特徴が出ていて良かった

かやのみ太鼓(群馬)

(松任市青年会議所理事長賞)・リズム感が良かった

燕市少年飛燕太鼓(新潟)

(テレビ金沢賞)・礼儀が良かった

山口太鼓流北海若衆太鼓(北海道)

(浅野文化研究所理事長賞)・躍動感が良かった

信濃之国松川響岳太鼓子供会(長野)

 

特別出演

共栄太鼓風雅(石川県)

ゆふいん源流太鼓(大分県)

彌栄太鼓保存会(石川県)

加賀虫送り太鼓(石川県)

(金沢百満石太鼓・辰巳こんころ太鼓・手取亢龍太鼓)

 

特別協力

ボーイスカウト石川地区協議会

金沢高等学校吹奏楽部

 

 

 

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