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第2回自治大臣杯日本太鼓ジュニアコンクールを開催

〜天城連峰太鼓(静岡)が優勝〜

 

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(掛合太鼓の桐原君による宣誓)

 

(財)日本太鼓連盟主催、(社)石川県太鼓連盟主管による第2回自治大臣杯日本太鼓ジュニアコンクールが3月19日(日)石川県松任市の松任総合運動公園文化体育館において開催されました。全国29道府県から選ばれた34団体420名が出場し、それぞれの腕を競いました。

開会式は、優勝旗を持った前年度優勝チーム共栄太鼓風雅を先頭に、全チームの入場行進でスタートしました。国歌斉唱に続き、(財)日本太鼓連盟の塩見副会長、(社)石川県太鼓連盟の飛田会長より挨拶がありました。続いて、来賓を代表し、谷本石川県知事、角松任市長よりご祝辞を頂きました。その後、審査委員8名がそれぞれ紹介されました。

前年度優勝チームの共栄太鼓風雅より塩見副会長へ優勝旗、優勝杯が返還され、塩見副会長からは優勝杯レプリカと太鼓一基が共栄太鼓風雅へ贈呈されました。共栄太鼓風雅は、第1回大会において優勝しており、第2回大会では、特別出演として演奏することになりました。

続いて、島根県代表掛合太鼓の桐原康宏君が出場者を代表して選手宣誓を行い、当財団小口副会長による「初っきり太鼓」でコンクールは盛大に開始さらました。

午後からの雨にもかかわらず、2度目の全国大会を見ようと3000名以上の観客で席が埋まり、どのチームもそれぞれの個性を活かした素晴らしい演奏を披露しました。

出場34団体は、コンクール審査要領に基づき5分間に課題曲と自由曲を演奏しました。本コンクールは、技を競うだけではなく、礼節など人間形成を図る教育の場となることを目的としているため、審査委員8名が礼節・衣装、構え・打法、演奏技術、音楽表現、チームワークの5項目を厳正に審査しました。

閉会式では、コンクールの全体的な印象について大宅審査委員より講評があり、技術的な点に関して小口審査委員より、第1回大会よりも数段レベルが上がり、かなりの激戦だったと講評がありました。続いて、第1位から第5位までと特別賞10賞を発表し、優勝の栄光に輝いたのは、静岡県代表の天城連峰太鼓でした。

本コンクールにおいて、お忙しいなか、厳正な審査をしていただいた審査委員の先生方、開・閉会式でご協力いただいたボーイスカウト石川地区協議会や金沢高等学校吹奏楽部の方々、また、審査の間、素晴らしい演奏を披露していただいた特別出演チームの方々、全国より町ぐるみで応援に来て下さった父兄の皆さん、そして地元の多くのお客様に心より感謝を申し上げます。

 

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(優勝した天城連峰太鼓)

 

 

 

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