静岡市わらしな学園は、国際障害者年を記念して昭和56年に創設された知的障害者の訓練施設です。現在は、入所施設と通所施設をあわせて100名の人が、作業・療育訓練や機能回復訓練をおこない社会参加をめざしています。
療育訓練の一環である和太鼓練習は、昭和63年に療育の1つとしてはじまり、12年目になります。藁科地域の昔話、民話そして、ふるさと静岡を題材にしたオリジナル曲は全員の成長と共に、1曲ずつ増えていき現在11曲を数えます。おかげで太鼓演奏依頼も多数いただくようになり、全員の自信につながっています。
わらしな太鼓は、利用者、職員が全員で力いっぱい気持ち良くたたく事を目標に、練習に励んでいます。
一生懸命たたいた時、全員の息があった時の爽快感、満足感や喜びを皆で共感できる様に、更に腕に磨きをかけていきたいと思います。