平成元年、森の感謝祭と共に誕生した町内有志で結成されている太鼓チームです。週2回の練習と町内外のイベント参加、町内小学校(3校)の太鼓指導と高等学校のクラブ活動指導等、幅広く活動しております。オリジナル曲8曲を有し、自然を題材に創作活動もしております。
現在会員総数は、50名を数えるほどになりました。平成9年には、手作りの大太鼓を製作し、将来は、町の伝統文化になるべく、全員頑張っております。
長野県 御諏訪太鼓保存会(おすわだいこほぞんかい)
演奏曲 諏訪雷(すわいかずち)
御諏訪太鼓は大古より農耕武勇の神として全国的な崇敬を集めている信濃之国一之宮諏訪大社の太々神楽を伝承し、今から450数年前、永禄4年9月、川中島合戦において、武田信玄がこの太鼓で将兵の士気を鼓舞し、有利な戦を展開したと伝えられる郷土芸能であり、今日に息づく諏訪人の雄叫びです。
東京オリンピック、長野オリンピックの作曲指揮演奏をはじめとして我が国で開催される各地の文化祭やイベントにはほとんど出演し、国際公演も既に70カ国を数え、高い評価を得ています。
映画、テレビ(NHK大河ドラマ武田信玄、織田信長他)、民放に多数出演し、日本三大太鼓の筆頭と称され、全国各地に540チームを志藤幾瀬石、また、アメリカ、カナダ、シンガポール、フランス等にも支部を持ち、内外に亘って日本太鼓の普及と振興拡大を図っている日本太鼓の開祖です。
諏訪雷は本来、斎雷神と称し、雷神を奉り、無病息災、五穀豊穣、家内安全、子孫繁栄を願う祈願太鼓ですが、武田信玄がこの曲を用いたと伝えられ、御諏訪太鼓では代表的なものとして、テレビ、映画などで広く紹介されている曲です。
この他に、飛竜三段返し、矢の鳴竜尾太神楽、駒道番楽(勇駒)、信濃田楽など、小口大八の作曲によるものであり、長野オリンピックの演奏曲となっています。