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31. 広島県 広島山陽高等学校音楽部“彈”(ひろしまさんようこうとうがっこうおんがくぶだん)

演奏曲 神楽噺子(かぐらばやし)

 

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代表者 平田昌久

藤本直樹 大崎雅幸 河野智広 中村茂雄 熊野仁 唐鎌峻祐 岡崎圭太郎 近藤大路

 

山陽高校音楽部は97年度から毎週火・木・金の放課後に活動しており、広島の神楽のリズムを取り入れた「神楽囃子」や日本各地に伝わる伝統的な和太鼓曲を練習しています。各地イベントやデイケアーなどのボランティア活動など、積極的な演奏活動をしております。夏は野球部の応援のため吹奏楽を練習しています。

 

32. 山梨県 雨鳴太鼓保存会(あまなりたいこほぞんかい)

演奏曲 天馬(てんま)

 

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代表者 秋山富一

金丸七生 金丸広人 佐野貴臣 小田切良太 青木一浩

 

甲斐国史に「雨将ずるとき山鳴りて声を発す」の一節が記されています。甲府盆地の西に位置する雨鳴山の言い伝えです。

遠い平安の昔に甲斐国西部を治めた甲斐源氏「秋山太郎光朝公」の館のあった甲西町秋山地区には「雨鳴山」の伝説があります。地域の住民は領主、「秋山太郎光朝公」を偲び、春には豊作を祈る太鼓を、夏には祖先を敬う太鼓を、実りの秋には豊作を祝い豊熟の太鼓を打ち、凍てつく冬には無病息災を祈り神仏に太鼓を奉納したと伝えられています。長い年月の間には、幾多の変遷があり、太鼓の音も聞こえなくなって久しく、平成2年に地域を愛する若者達が集い、地域文化の伝承を志し、地域社会の発展と青少年の健全育成に寄与することを目的に雨鳴太鼓保存会を結成しました。山梨県のこの地を切り開き、残してくれた先人達に感謝すると共に、雨鳴太鼓への大勢の協力者に対する感謝を胸に、これからも目的に向かって一生懸命努力してまいります。

 

 

 

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