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(5) マナーを守ろう

1] 油やゴミは、絶対に海に捨てないこと。

2] 海岸の近くで、みだりに大きなエンジン音をたてて付近の住民に迷惑をかけないこと。

(6) その他の注意事項

1] 定置網、養殖施設の設置水域、操業中の漁船、工事作業船には近付かないこと。

2] みだりに水産動物(アワビ、ウニ、コンブ、ワカメ等)を採らないこと。

3] 航行水域付近の漁網設置状況、漁船の操業状態等を把握しておくこと。

4] 船体に火気を取り扱う場合は十分注意すること。

 

4. 入港時、着岸時

1] 岸壁や桟橋に係留する場合は、荒天等により流出したり、他船と接触することのないよう係留すること。

2] 入港したら、マリーナ、家族等に入港時刻、航海中の異変、事故の有無等を連絡すること。

3] 雨水や波の打ち込みを防止するため、開口部は、確実に閉鎖し、特に長期間係留する場合は、定期的に見回ること。

 

5. 万一事故が発生したら

1] 事故が発生したら、直ちに付近の船舶、海上保安部署、マリーナ等に連絡すること。

(「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」)

2] 救助を求めるときは、無線機を使うことは言うまでもなく、そのほかに、国際的に認められた遭難信号を準備し、使用方法をマスターしておくこと。

イ. 落下傘の付いた赤色の炎火ロケットまたは、赤色の手持ち炎火による信号

ロ. オレンジ色の煙を発する発煙信号

ハ. 左右に伸ばした腕を繰り返しゆっくり上下させる。

このような信号手段がない場合は衣類、懐中電灯などあらゆる物を使って早く他の人に知らせること。

3] 付近で事故が発生した時など応急的な救助活動ができるよう日頃から訓練しておくこと。

4] 負傷者の応急手当ができるよう、人工呼吸や傷の手当の方法などを身につけておくこと。

 

 

 

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