医療相談とピースハウスの利用法
相談の窓口
ピースハウスでは、ソーシャルワーカーが相談の窓口になっています。最近ではホスピスが新聞や雑誌、テレビなどで紹介されることが多くなりました。
しかし、いざ利用する立場になるとどんなところなのか、どんなケアが受けられるのか、費用はどのくらいかかるのか、などわからないことがいろいろあると思います。
そのような場合、ご連絡くだされば、ソーシャルワーカーが質問にお答えしたり、ご相談に応じています。
ピースハウスヘの入院は、がんなどの悪性疾患のために苦痛がある方、病気が進行し衰弱が激しい方が対象となります。また、介護で疲れたご家族が休養をとることを目的に、短期間患者さんをお世話することもあります。
患者さんがご自分の病名を知っていることは、ピースハウス入院の条件にはなっていませんが、ピースハウス入院後、患者さんに病名や病状をお話しすることもあります。このようなお話しをすることは、患者さんだけでなく、ご家族にとっても辛いことでしょうが、患者さんが現在の病状を理解し、今後どう過ごされるかをご自分で決められるために、病名や病状をお話しすることもあるのです。
入院までの手続き
入院していただくには、ホスピスやピースハウスについて充分理解していただく必要があります。
そのため、事前に、できれば患者さんに、またはご家族にピースハウスに来ていただいています。
この時、病状や病歴などをうかがうだけでなく、ピースハウスが提供できるケアや環境を理解していただくことになります。
入院相談の予約は下記にご連絡ください。
電話:0465-81-8900
入院相談でピースハウスにこられる際にはできるだけ次の資料をご用意ください。
1 主治医からの診療情報提供書(現在かかっている医療機関の用紙で結構です)
2 最近の血液検査のデータ
3 最近の病状がわかる画像(レントゲンやCTなど)
4 処方されている薬剤
これらの資料は、主治医か各医療機関の医療相談室にお願いすると準備してくださると思います。
入院の費用
ピースハウスに入院の際には、医療費を負担していただきます。医療費には健康保険が適用されますが、医療費のうち1ヵ月に63,600円を超えた場合は、申請すれば保険証の発行元からの援助が得られます。
訪問看護
ピースハウスに外来で受診される方や、ピースハウスを退院してご自宅で過ごされようとされる方には、訪問看護を行うことができます。
訪問看護は訪問看護ステーション中井が担当します。
ソーシャルワーカー 高野和也
99年度の相談状況
(1) 相談件数 389件(のべ778件)
(2) 相談者 家族257、MSW42、本人34、知人18、医師17、ナース10、その他11
(3) 県別居住地 神奈川県263、東京都58、その他68