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(2) ルート3(台船輸送)

1] 実証実験担当事業者及び使用船舶

ルート3の実証実験担当事業者は以下に示すとおりである。

実証実験担当事業者:C社

使用船舶:曳船+台船(コンテナ積載数:120TEU)

使用曳船諸元:総トン数70トン、主機馬力1,500PS(750×2)、航海速力7ノット)

 

2] 輸送関連の実験結果

ルート3(台船輸送)における入出港時間、航海時間、燃料消費量などの輸送関連の実験結果は表6.4に示すとおりである。

ルート3は10月16日から19日の4日間で実証実験を行った。実証実験では、宇野港、坂出港、松山港、広島港それぞれの港で家電リサイクル品を国際海上20フィートコンテナに積込み、台船で北九州港まで輸送を行った。北九州港響灘公共埠頭で船卸後、同地区にあるO社リサイクル工場までトレーラ輸送し、家電リサイクル品の取卸を行った。

輸送データは以下のとおりである。

○航海:航海距離〔257マイル〕、航海時間〔35時間55分〕

○燃料航海消費:4,489リットル(A重油)

○実入コンテナ:4TEU

 

表6.4 輸送関連の実験結果(ルート3)

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