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3. 輸送物

コンテナ積込作業を行う港湾(積込場所)最寄の自治体又は廃棄物業者に依頼して、実験に使用する家電リサイクル品4品目(テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン)を調達し、港湾まで輸送、仮置きする。集積された家電リサイクル品のうちテレビ、エアコンはできるだけユニット機器に積付けることとし、残りのテレビ、エアコンとともに冷蔵庫、洗濯機はバラで積載した。

1台当たり平均容積はEMMT調査データによる0.369m3を採用し、国際海上20フィートコンテナの家電リサイクル品入り数を約60台とすると、積載効率は約74%になる。なお、本調査では各港ごとに家電リサイクル品を積込んだコンテナを1TEU準備した。

○国際海上20フィートコンテナの家電リサイクル品積載数(推定)

・家電リサイクル品1台当たり平均容積=0.369m3(EMMT調査データ)

・国際海上コンテナの積載率=74%(バラ積)

・コンテナ内容積=30m3

・国際海上20フィートコンテナの家電リサイクル品入り数=30m3×74%÷0.369m3≒60台

 

(財)家電製品協会による家電リサイクル品積算原単位(参考)

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使用済み家電1個あたり平均重量(容積)=各品目ごとの「排出割合」×「平均重量(容積)」の合計

 

4. 実験実施日程

実験は10月に家電リサイクル品の積込・取卸実験と輸送実験を実施した。

 

表5.1 実験実施日程

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