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【参考】委員会での今後の修正に向けた意見

 

段階評価チェックリストについては、以下の意見および今後の検討を踏まえて、修正をした上で試験運用を行う。

・本ガイドの対象事業者をまず標準的な事業者に絞ることを検討する。また、業種の特殊性に応じた評価項目の必要性についても検討する。

・全日本トラック協会が作成した環境基本行動計画の内容を踏まえ、本ガイドの評価項目体系を再検討する(関連表の作成等を行い、検討すること)。

・すべての事業者が評価すべき必須項目とオプションの項目とに分けるかどうか、検討する。

・評価基準として「必要に応じて」「可能な限り」「社会ニーズを踏まえた」という表現では、利用者が判断に迷う。より明確な表現にすべきである。

・自己評価を行うにあたっての定量的データに対する判断基準やデータの活かし方について、ガイドで記述すべきである。

・評価の参考として、平均的な定量情報の活用等について検討を行う。

・環境保全にこれまで取り組んできた事業者とこれから取り組む事業者では、後者の方が、現状からの大幅な変化(燃費の向上や資源の削減等)が可能なため、目標のたて方には、達成目標と削減目標の両方があることをガイドに記述すべきである。

・普及プログラム上での将来的なデータシート情報の活用について検討を行うべきである。

・法定整備は安全と公害の観点から行われており、燃費管理の考えが抜けている。燃費管理の重要性を踏まえ、データシートに燃費を記入するよう、明確に位置付ける。その際、燃費の定義を明確にする。

・「7-1 環境保全のための機器等の整備」の内容がエコドライブに片寄っているので、黒煙対策等の事項も加える必要がある。

・不正軽油の使用や不正改造、過積載、スピード違反等の違法行為についても言及する。

 

 

 

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