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(2) 評価方法の検討に当たっての基本的考え方

自己評価ガイドは、ガイドで示した評価事項から企業の実態に合わせた項目を選び、自主的な行動計画(目標)を定め、実績の評価を行う枠組みである。

評価方法の検討に当たっては、本自己評価ガイドの目的に照らし、分かりやすく、企業の実態に即した評価方法を選択する必要があるが、評価事項や評価のレベルについては、社会からの評価に耐え得るだけの客観性についても考慮する必要がある。

評価方法の検討に当たっては、このような考え方を踏まえ、評価項目の体系、評価手法の整理結果等をもとに、次の方針により検討する。

なお、具体的な評価事項、評価レベル等については平成13年度に検討を行う。

1] 管理に係わる分野(管理分野)は、取組熟度や深度をもとに評価することとし、段階評価の手法を取り入れる。

2] 管理分野には、点数化や重み付けの手法等、明確な評価結果が得られる手法を検討する。

3] 事業活動に伴う具体的な取組の部分(実行分野)は、取組活動を明確に把握するため、数量的な把握・管理の手法を取り入れる。

 

【段階評価シートの具体例】

 

■環境保全に係る方針の展開

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