日本財団 図書館


図5-4-4-13 ミーティングポイントに付された番号(運行案内冊子より)および車内端末から印字された運行表

173-1.gif

 

e. 今後の計画と課題

サービスに対する評価および利用実態は、意見を聴取するグループがおり、患者の会、弱視者のグループ、高齢者のグループなどから意見を集めている。これは、自治体やベストトラフィック社との当初の契約の仕様に含まれている。

1999年11月には電話によるアンケートを行った。その結果の概要は表5-4-4-6の通りである。

 

表5-4-4-6 利用者アンケートによる主な結果

・利用者の6割はSTS有資格者である。

・フレックス・ルートの利用者属性は、80歳の女性で、週に一度のショッピングに出かけるというパターンが多い。

・総合的に「よい」という評価が86%を占めており、意見としてドア・ツー・ドア性を評価している。

・フレックス・ルート利用者の50%は通常の公共交通も利用している。

・ミーティングポイントの設置数は十分と言う意見が多い。

・75%は予約方法にも「非常に満足」している。17%が「満足」、8%が「不満」としている。

・75%の人は車両を評価している。

・予約状況によりルートを迂回することに不満は出ていない。

・ドライバーの対応が良い。

 

設置されたミーティングポイントの9割は利用されている。現在は175ヶ所に増えて、特に南のエリアに拡大中である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION