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スウェーデンにおける障害者の人口はおよそ110万人と推定される。人口のおよそ13%が何らかの障害を持っている(表5-1-2-1)。

 

(3) 公共交通の状況

SLの平日利用者数の平均は1999年のデータで621,000人である。ストックホルム県居住者のうち週に1回以上SLを利用している人は57%である。1999年に発表された「戦略計画2000」によれば、2004年までに平日の平均利用者数を70万人に、週に1回以上SLを利用する人の割合を75%に引き上げたいとしている。

ラッシュ時間帯の都心部への流入で見た公共交通分担率は1990年から1999年のデータで見ると平均で70%台でほぼ一定している(表5-1-3-1)。

 

表5-1-3-1 都心への流入における公共交通分担率(SL利用率:%)

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出所) 資料S041

 

公共交通モードごとの輸送実績をみると地下鉄とバスがほぼ同等であり、バスの分担率が高い事がわかる(表5-1-3-2、表5-1-3-3)。

 

表5-1-3-2 延べ乗車回数(単位:百万)

121-2.gif

出所) 前掲

 

表5-1-3-3 平日の平均延べ乗車回数(単位:千)

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出所) 前掲

 

 

 

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