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図3-4-3-2 ミニバスの車両と本部

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d. 今後の計画と課題

同社はミニバスドライバーの訓練プログラムである、MiDAS(マイダス→CTA参照)の実施機関として機能している。今後、コミュニティ・トランスポートやミニバス事業者の運転者の受講が増えることから、一定の需要が予測される。実施機関は全国で17ヶ所あり、そのうちの一ヶ所が同社である。また、同社で養成されたトレーナー(ドライバーの訓練を行うレベルの人)がおよそ全国1,000ヶ所の事業所に点在しており、今後もドライバー養成機関として重要な役割を持つと考えられる。

また、新たなサービスの領域として、アンビュランスサービス(資料編参照)のような患者輸送への参入意向もある。しかし、3年前に障害者のデイケアセンターの送迎サービスで競争入札に参加したが、マンチェスター・アンビュランスと競合して落札できなかった経緯があり、実現化していない。

 

 

 

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