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主な活動

草の根国際交流支援事業

 

平成11年度に選定した事業について支援しています。

 

当財団は、日本と海外の地域住民が、それぞれの地域文化の、ふれあいを通じて相互理解を深めるとともに、地域の活性化を図ることを目的とした草の根国際交流支援事業を平成10年度から日本財団の補助事業として実施しています。

現在、「別府ONSEN文化国際交流事業」(平成10年度に選定)と「黒部まちづくり国際交流事業」(平成11年度に選定)の2事業について支援しています。

 

●別府ONSEN文化国際交流事業

平成12年11月28日、29日、別府市ホテル白菊で、これまで3年間の活動のひとつの区切りの取り組みとして、国内外から温泉医療、美容の専門家を講師に招いて、別府の温泉資源の医療・美容への活用方策をテーマとしたセミナーを開催しました。

28日は「ファンゴ(温泉泥)活用セミナー」を開催し、イタリアの温泉地アバノテルメで行われているファンゴを活用した温泉療法等について、ファブリ博士から詳細な説明がされ、セミナーに参加した別府市医師会のメンバーや看護リハビリ関係者ら約30名の方々と専門的な討議が行われました。29日は「温泉資源活用公開セミナー」を開催し、イタリアのサーマル&テクノロジー社(温泉を用いた化粧品やファンゴを使った美容製品の製造販売会社)の最高経営責任者ペッツァート女史や、泥を美容に活用している(株)ヤマノビューティーメイト西日本カンパニープレシデント杉原女史をはじめ各ゲストから、別府の温泉と泥について視察した感想や事業化の展望について提言があり、美容、ホテル関係者、泥資源保有者その他一般参加者ら約70名と活発な意見交換が行われました。

講師:

ブルーノ・ファブリ氏(イタリア:ベネト州パドバ県オリンピック委員会スポーツ医療センター所長・医学博士)

ラウラ・ペッツァート氏(イタリア:サーマル&テクノロジー社最高経営責任者)

美園剛氏((株)ヤマノビューティーケミカル常務取締役工場長)

杉原幸子氏((株)ヤマノビューティーメイト営業統括本部営業本部 西日本カンパニープレジデント)

栗原茂樹氏(滝川(株)エステティック事業部企画担当部長)

 

講師の皆様

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ファンゴ活用セミナー

 

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温泉泥を使った実地講習

医療(左)と美容(右)の会場の模様

 

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温泉資源活用公開セミナーの会場の模様

 

●黒部まちづくり国際交流事業

平成12年11月12日〜21日、本事業の推進母体である黒部まちづくり協議会のメンバー9名(団長:黒部まちづくり国際交流推進委員会委員長島倉敏夫氏)を、平成11年度事業で招請した欧州の4都市の中からドイツのウルム市とオランダのスネーク市、そして新たにイタリアのミラノ市の3都市に派遣し、「小さくとも魅力あふれるまちづくり」についての考え方や手法を具体的に実地で研修するとともに、黒部の都市計画やまちづくり活動についてプレゼンテーションを行うなど、それぞれの都市との草の根交流の拡大のための活動を行って来ました。

 

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スネークの都市計画について説明するフランス・ハイマンス氏

 

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ウルムの都市計画について説明するアレグザンダー・ウエッグ助役

 

 

 

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