駅のバリアフリー情報提供「バリアフリーおでかけネット」を公開しました。
交通ボランティアネットワークビジョンの構築に関する調査研究
近年、ノーマライゼーションの理念の浸透・普及とともに、障害者、高齢者等の社会参加の機会が増大しています。一方で、車いす使用者などの障害者、高齢者等が安全かつ安心して外出するためには、エレベータの整備をはじめとするハード面の整備に加え、駅におけるエレベーターや障害者用トイレ等のバリアフリー施設の整備状況、視覚障害者のためのガイドボランティア、移送サービス、福祉タクシー、ボランティアセンター等に関する情報を、障害者、高齢者等にとって、わかりやすく入手しやすい形で提供することが重要と言われております。
本調査では、これらの情報についてアンケート調査等により収集を図るとともに、わかりやすく入手しやすい情報提供の方法について調査を行いました。
本調査の成果は、「バリアフリーおでかけネット」と題して、当財団のホームページ(http://www.ecomo.or.jp)にて公開しています。
(委員長:石田東生 筑波大学教授)
2会場で開催、約120名が参加し交通ボランティアを体験しました。
交通ボランティア体験講座
鉄道駅等の公共交通ターミナルにおいて、目の不自由な方、車いすを利用の方、高齢者の方などがお困りのときに役立つ簡単な介助のしかたを、障害者や高齢者の疑似体験を通し、実際に障害をお持ちの方とご一緒に体験する講座です。
11年度は、10月に宮城県仙台市の地下鉄勾当台公園駅、11月に山口県下関市のJR下関駅を利用して行い、2会場の合計でおよそ120名の方にご参加頂きました。