日本財団 図書館


2. 実施に至った経緯

 

交通エコロジー・モビリティ財団では、平成7年度に鉄道駅ターミナル等において車椅子使用者の移動補助や視覚障害のある方への案内・誘導及び高齢者への介添え等を行なう交通におけるボランティアのあり方について、学識経験者、交通事業者の代表、障害のある方々の代表等で構成する委員会を設置し、関係者の意向調査、文献調査、モデル事業の実施等を行ないました。その中で、ボランティアの確保が課題であり、その一つの方策として鉄道駅等において障害のある方々に対する介助の方法と、障害の擬似体験を実際に行なうことにより基本的な介助知識の習得を図る交通ボランティア体験講座が提案されました。

これに従い平成7年度より関東、関西で実施していましたが、国際高齢者年の平成11年度より、高齢化率の高い地域を選定して実施しています。

 

これまでの開催地域

005-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION