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実技を行う場合

研修のなかに実技を取り入れて、聴覚・言語障害のあるお客さまとの円滑なコミュニケーションを取れるように練習しましょう。効果的な筆談のとりかた、遅延、運休、事故時の情報の掲示の仕方など、普段から意識しておくことが大切です。また、一部ですでに取り組まれているように、掲示のひな形のいくつかのパターンを用意しておくのも便利です。聴覚に障害のある人の貴重な情報源である、路線図、案内図等が常に見やすい状態になっているか、使う側の立場で点検しましょう。また、定期的に障害者団体の協力を得て、手話講習などを取り入れることも効果的です。

 

■手話を学ぶために参考になる書籍等

『はじめての手話』。日本文芸社。

『イラスト手話辞典』。ダイナミックセラーズ出版。

『NHKみんなの手話/入門編(ビデオ)』。NHK出版。

『手話マスター(入門編)(CD-ROM)』。ライテック。

『手にことばを(CD-ROM)』。富士通パレックス。など

 

 

 

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