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5. 木製又はFRP製マストを持つ鋼船

木製マストを取り付けた鋼船では、避雷針は、上記3に定められたようなスパイクに接続した銅テープ又は銅ロープで構成しなければならない。下端において、銅テープ又は銅ロープは、船体の最も近い金属構成部分にクランプで確実に締めつけなければならない。

6. 装備の詳細

避雷針は、できる限り直線形に通し、かつ、鋭く曲げることは避けなければならない。使用される総てのクランプは、のこぎり歯状の接触形であって有効に締め付けられる銅又は黄銅のものが望ましい。はんだ接合による接続は行ってはならない。

7. 抵抗

避雷針の抵抗は、マスト頂部とそれが接続されている接地板又は船体間で測定して0.02オームを超えてはならない。

 

 

 

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