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図4・37 ナブテックス受信機装備例

 

(3) VHF無線電話装置

船橋、その他管海官庁が適当と認める場所に装備する。

一般的に、他の船舶の動向を見ながら通信するのに便利な場所である操舵室の前壁に装備する。なお、操だ室両翼にハンドセット用レセプタクル(キャップ付)を装備する。

 

(4) VHFデジタル選択呼出装置及び聴守装置

遭難周波数を送信及び受信するため(聴守装置においては連続的に聴守するため)船橋に装備する。

VHF無線電話に組込まれているものがあるので、それを装備すると便利である。

 

(5) MF(又はHF)デジタル選択呼出装置及び聴守装置

MF(又はHF)無線装置ラックに組込まれているものがあるのでそれを装備すると便利である。

一般的に無線装置(本体)は機器室に装備しリモート・コントローラを船橋、その他管海官庁が適当と認める場所に装備する。

以下にMF/HF無線設備の取付けの具体例を示す。

〔MF/HF無線設備の取付け例:図4・38〜図4・50参照

(a) 本体

(イ) 取付け前の準備

取付けはケーブル布設の完了及び下図のメンテナンススペースが確保されていることを確認した後行うこと。

 

 

 

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