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CSを含めて文字は全て7レベルのコード即ちSITORコードで、そのコードのビットの組合わせはスペースビット4に対しマークビット3の割合となっている。SITORコードはこのスペース対マークの割合が一定であるために、エラー検出パリティビットはない。したがって、このコードはエラーを検出するのに極めて効率が良くなる。1つの文字内のスペースビットとマークビットの数が万一等しく反転すると、その文字は検出不能エラーとなるがこの様なケースは滅多に発生せず、実用的には問題無い。メッセージの交換が完了するとその回線はISSが終了信号を送ることにより切断され、その後両局とも待受状態に戻る。

 

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図2・15 ARQ方式の送受信のタイミング

 

 

 

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