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(6) 上記と逆の手順により、新品を取り付ける。ヒータプラグは確実に止め、さらに抜け落ちないことを確認すること。また、アースバンドは、板ナットとマグネトロンの間に挟み込むこと。(図8・4参照)

 

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図8・4

 

注意

1. マグネトロンを交換してから、初めてレーダーを動作させるときは、電源スイッチを〔STANDBY・準備〕の位置にして、予熱時間を30分とってから、〔ON・動作〕にすること。長期間保管したマグネトロンを使用する場合は、予熱時間は少なくとも30分以上とること。

2. マグネトロンの交換は、できるだけステンレス製工具を使用すること。鉄製工具はマグネトロンの減磁の原因となる。

 

8・3・2 TR管の交換

(1) 送受信機を空中線部ペデスタルから外して、しっかりした台の上に置いてから交換すること。

(2) 受信機の取付けねじを少し緩める。

(3) キープアライブ電圧がかかるキヤップを外したのち、TR管を貫通しているねじを外す。(図8・5参照)

 

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図8・5

 

(4) 上記と逆の順序で新品と交換する。

(5) TR管の〔MIXER〕表示のある側を受信機側にする。(図8・6参照)

 

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図8・6

 

 

 

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