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写真1・1 青森港停泊中の渡島丸のレーダーの映像

 

1・2 レーダー(Radar)とPPI

初期のレーダーは、パルス・レーダー1といわれるもののみであったが、現在はCW(連続波)を用いるCWレーダー2や、周波数を変えるレーダー等いろいろな種類のレーダーが目的に応じて利用されるようになった。更にPPI方式で得た情報をデジタル信号として、方位と距離の極座標の位置(θ、r)を直角座標の位置(x、y)に座標交換を行って、テレビのような昼光型表示器を用いるようにもなったが、ここでは船用として最も広く用いられる基本的なパルス・レーダーを主に解説をすすめることにする。

 

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図1・3 有馬山丸及び約50トンの漁船の反射強度

 

 

 

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