日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

通信講習用 船舶電気装備技術講座[試験検査編](中級)

 事業名 船舶の電気装備に関する技術指導
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


発電機の負荷のとり方として、船内の実負荷を使用する場合は、船内の各種設備が殆んど運転できる状態にしておく必要があり、発電機の試験が遅れたり又は十分な負荷がとれないこともあるので、工事の進行状況を見た上で決定しなければならない。負荷水槽を用いる場合には2・1・6を参照のこと。

 

3・2・2 絶縁抵抗試験

連続運転試験前とその後に、500V絶縁抵抗計により固定子巻線、回転子巻線、励磁装置、スペースヒーター、ガバナーモータの各導電部と船体間の絶縁抵抗を測定する。自動電圧調整器回路にトランジスタ、ダイオードなどの半導体を使用している場合は、主回路から切離して単独にテスターで測定する。

測定値は、規則によって、連続運転後で2・16式(2・2・9参照)による値以上が要求されているが、一般にはIMΩ以上あれば運転上差し支えない。

 

3・2・3 連続運転試験

(1) 試験方法

発電機を定格電圧、定格回転速度(又は定格周波数)のもとで全負荷(水抵抗の場合にはkW負荷、リアクトル負荷を併用の場合kVA負荷)において、少なくとも2時間連続運転し、各部の温度上昇、振動、その他の性能に異常のないことを確認する。

なお、本試験の前に下記の負荷と時間によって順次確認運転を行う。

 

229-1.gif

 

運転中の計測個所は表3・1の各項目とするが、計測は30分毎に行い、回転部の温度計測は運転停止後速かに温度計法により行う。もし、抵抗法で測定する場合は2・2・8(1)(f)を参照のこと。

(2) 試験の結果

温度上昇値については、2・2・8表2・5(船舶設備規程)又は表2・6(NK規則)により良否の判定をするが、そのときに、製造工場で行った温度上昇のデータを参考にして試験条件(例えば、電流の大きさ、運転時間、振動の有無、周囲温度等)を考慮した上で、異常の有無をチェックすることも必要である。また、同時に、原動機の連続運転試験については、その関係者と十分協議のうえ計測する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
450位
(31,548成果物中)

成果物アクセス数
22,335

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年11月9日

関連する他の成果物

1.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気装備概論編](初級)
2.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気機器編](初級)
3.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気工学の基礎編](初級)
4.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気計算編](中級)
5.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気装備技術基準編](中級)
6.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気艤装設計編](中級)
7.通信講習用 船舶電気装備技術講座[基礎理論編](レーダー)
8.通信講習用 船舶電気装備技術講座[機器保守整備編](レーダー)
9.通信講習用 船舶電気装備技術講座[装備艤装工事編](レーダー)
10.船舶電気装備技術講座[基礎理論編](GMDSS)
11.船舶電気装備技術講座[艤装工事及び保守整備編](GMDSS)
12.船舶電気装備資格者名簿
13.船舶設備関係法令及び規則[資格更新研修テキスト(強電用)]
14.船舶設備関係法令及び規則[資格更新研修テキスト(弱電用)]
15.通信講習用 船舶電気装備技術講座[電気艤装工事編](初級)
16.船舶電気装備技術講座[法規編](GMDSS)
17.医療機器整備に関する概要
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から