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[参考]

光束法による灯数決定法を参考として次に示す。

116-1.gif

ただし

N:灯数

E:平均水平面照度(lx)

A:室面積(m2)

U:照明率

=作業面上に到達する光束Fiとランプから放射する全光束Frとの比

F:ランプ1個の全光束(1m)

M:保守率

=減光補償率の逆数

なお、実際に照明率Uを求める場合には次式で求める場合には、室内各面(天井及び壁)の反射率をメーカーへ連絡し、照明器具の形式によって決まる照明率Uをメーカーから入手する。

この際、室内各面の反射率は実績を参考にしながら推定する必要がある。

116-2.gif

ただし

X:室の間口(m)

Y:室の奥行(m)

H:作業面上光源までの高さ(m)

 

2.6.3 投光照明

上甲板上の照明などに投光器が使われるが、荷役などの作業をする場所は20lx以上、作業のため通行する場所は8lx以上の照度が要求されている。(ILO)

なお、米国へ行く船の場合は海洋汚染防止の観点からUSCGにより下記の照度が要求されているので注意を要する。

各種油管の陸上との接続場所

5FOOT-CANDLES (54lx)

各種油管の操作場所

1FOOT-CANDLES (10.8lx)

 

 

 

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