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2] エンジン関係計測補修作業について

事務局より資料4-4に基づき、エンジンシリンダー関係の計測作業及び肉盛り補修作業の効率化について提案した。

審議の結果、本設備の偏摩耗計測への対応能力、造船所における計測場所(位置)に対する要望等を取りまとめ、確認することとされた。なお、本設備が有望の場合は委員会におけるデモ等も検討する旨付言し、了承された。

3] 足場組立作業について

事務局より資料4-5に基づき、簡易組立足場設置作業の効率化について提案した。

審議の結果、本件は造船所における作業の実態、特にプロペラ・舵板周りの足場及び船内艤装修理作業に係る足場について、造船所のご協力を得てメーカーによる現地調査を実施したうえで、造船所での試用に適した足場を提案いただくこととされた。

4] 環境保全機器について

事務局より資料4-5に基づき、蠣殻処理装置のコスト算定表について説明した。

引き続き事務局より資料4-6に基づき、バイオによる含油排水処理システムについて、また、資料4-16に基づき西武造船(株)が多角化の一環として取り扱うビン、缶、ペットボトル等粉砕器について、それぞれ説明した。

5] 作業員の粉塵・暑熱・寒冷・騒音対策について

事務局より資料4-7に基づきサンドを真空吸収し再利用するバキュームブラスターについて説明した。これに対して委員より自社での試用結果としてあまり効率的でない旨報告があった。

引き続き事務局より資料4-8に基づき暑熱対策としてクールベストについて、また資料4-9に基づき寒冷対策としてサンピッカーについて、さらに資料4-10に基づき機器類の振動騒音防止対策として防災マットについてそれぞれ説明した。

 

5. 修繕管理システムの開発について

(株)ケンズシステム・笠間氏より資料4-11及び12に基づき、修繕管理システム取扱説明書(改訂版・本年度最終版)及び標準仕様書(詳細改訂版)について説明し了承された。

 

6. 開発成果の検収及び事業実施報告書について

委員会において本年度開発した修繕管理システムについて諮った結果、本件は発注仕様を満たしていることが確認されたので、杉原委員長は確認書に署名捺印した。

引き続き事務局より資料4-13に基づき、平成12年度修繕効率化事業報告書(案)について構成及び内容について説明し、了承された。

 

 

 

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