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9.5. AP226船用データプラニングモデル

9.5.1. データプラニングモデルとは何か

データプラニングモデルは、全ての機能単位をその主要な関係とともに表現したものである(図9.5参照)。それ自体は詳細部を除いたアプリケーション参照モデル(ARM)の概観である。これによりモデルの異なる構成要素が互いに適合するかどうかをチェックすることができる。STEPにおいて開発されているような複雑な製品モデルを扱う際には、このようなデータプラニングモデルが有効であるとされている。STEPにおいて開発されたデータモデルはEXPRESSやEXPRESS-Gによって文書化されているが、それらはアプリケーションの専門化にとって充分に理解できるものではない。データプラニングモデルはこの欠点をある程度補うことができる。

 

9.5.2. データプラニングモデル

図9.5はAP226の全ての機能単位を表現したデータプラニングモデルを示す。各々の機能単位については、7.1節を参照のこと。

 

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図9.5−AP226データプラニングモデル

 

 

 

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