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・新しいダイヤグラムとテーブル(AP226 Key Mapping Diagram and Key Mapping Tables)が、Zabi Bazariから提出された。

・product_connectionの意味を踏まえてマッピングの議論を行った。Product connectionとは一体何かを議論し、理解し難い幾つかの事柄がはっきりし、AP226のスコープで十分であることを確認した。

・Gerry RadackがAP226用のマッピングテンプレートの紹介を行った。このAP226テンプレートとAP216やAP218のテンプレートとの比較を行い、相違点を明らかにした。AP226のテンプレートをN866(AP216/218テンプレート)に対してチェックを行い、相違点を文書化することとした。またAP226としては、当面独自テンプレートのみ文書化する。AP226では、約60のテンプレートが準備されている。

・ARMからAIMおよびその逆方向のマッピングについて議論した。AP226では、型の階層(abstract supertypes)をマッピングテーブルには現さない。もし他のAPで必須とされていたり、交換ファイルに実装されている場合には、まったく逆の結論になることも有り得る。

 

1.2.3. チャールストン会議(2000年10月15日〜20日)

Zabi BazariからAP226の現在の作業状況についての報告とチェックリスト等のレビューが行われた。

・現在、マッピングテーブルの完成に向けて作業中であり、AIM short form、AIM long formについてはかなりの部分を終了している。AP226 PLIB Dictionariesの初版リリースは、AP226CD標準添付書類に含める予定である。

・MOSysはAP226の実装作業を完了し、現在、N730に従って、データのimport/export作業中である。ノルウェーのAgderプロジェクトでは、ポンプメンテナンスマネジメントシステムのデータ交換実験で、現時点のAP226 PLIB Dictionariesベースに実装が開始されるかもしれない。

・本会議では、interpretation report, checklists, validation reportについてレビューを実施した。参加メンバーから、チェックリストのいくつかの項目に対してコメントがだされたため、本会議から2、3週間をめどにチェックリスト完成のための作業が実施される。

今後の開発予定を以下に示す。

・Stage2.2: WD industry study開始[1998/03]。

・Stage3.15: CD文書としてSOLISに掲載[2001/3]。

・Stage4: DIS Registered[2003/01]

・Stage5: FDIS ballot registered for formal approval[2004/03]

・Stage6: IS under publication[2004/10]

JMSAでのAP226 Pilot Testにあたり、AP226 Leader Dr.ZabiとJMSAメンバーとの個別ミーティングを行い、AP226のScope、Conformance Class等について不明確な点、疑問点等について質問を行った。

1) Latest Documentについて

・Dr.Zabiから今回入手したAP226ドキュメント(N1100 2000.10.20)は非公式ながら最新版(公式な最新版はN938)である。

 

 

 

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