日本財団 図書館


ISO文書STEP船用AP226 Ship Mechanical Systems

調査解析報告書

 

平成13年2月

川崎重工業株式会社

 

1. はじめに(KHI)

1.1. 解析対象文書

本報告書は、下記の文書を解析した結果を報告する。

・「ISO TC184/SC4/WG3 N938 Date: 2000-06-20 Part 226: Application Protocol: Ship Mechanical Systems」

・「ISO TC184/SC4/WG3 N925 Date: 2000-05-08 Product anomaly dictionary for ISO10303-226」

・「ISO TC184/SC4/WG3 N926 Date: 2000-05-08 Mechanical product dictionary for ISO10303-226」

・「ISO TC184/SC4/WG3 N927 Date: 2000-05-08 Material dictionary for ISO10303-226」

・「ISO TC184/SC4/WG3 N928 Date: 2000-05-08 Task dictionary for ISO10303-226」

以下に、現時点のAP226開発オーナーとエディターの情報を記す。

・開発オーナー:Dr Zabi Bazari(Lloyd's Register)

・開発エディタ:同上

 

1.2. AP226の審議状況とステータス

AP226はニューオリンズ会議にてPlibの採用が決定し、メルボルン会議にてこれを織り込んだNew WD N864がリリースされ、その後、WorkShoP等での議論を経て、上記記載のWDに至っている。2001年1月にCD完成の予定で開発が進められている。

2000年(H12)のSTEP会議およびワークショップでの審議状況は、以下の通りである。

 

1.2.1. ボルドー会議(2000年6月25日〜30日)

Zabi BazariからAP226の現在の状況について以下の報告があった。

・AP226とPLibの連携作業が続けられておりworkshopがパリとロンドンで開催されている。その結果として新たなworking draft N938が発行された。

・このWDはPLIBが使われることによって、AP226のUoF及びAOの数が劇的に削減されている。AP226 PLIB dictionaries(4つのdictionariesから構成されている。)の初版のベースとなっているN793は、CTCが中心となって作成されたものである。

・またSTEP Generic ResourcesとしてAP226のmapping keyも完成された。今後の開発予定では3回目のworkshopがCharleston会議の前に開催され、mapping tableを完成させることになっている

 

1.2.2. ロンドンワークショップ(2000年10月4日〜8日)

AP226のマッピングテーブル完成を目的として、以下の作業が行われた。

・AP226翻案作業を進める中で、AP226のARMが一部変更になった。この変更は、N938のIssue Logとしてまとめられる予定である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION