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第1表:ヴィナシン傘下の主要造船所の実能力

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4. 近年のヴィナシンの事業活動

国民経済の発展における重大な使命を達成するために、ヴィナシンは造船所の近代化、建造船種の多様化を重点投資目標としてきた。

近年、ヴィナシンは複雑かつ高度な技術的条件を要求される新造船に力を入れ、下記のような新造船を建造した。

-3,500DWT型タンカー(新規則に合致した構造)

-1,300Hp級タグ

-30ノット級高速アルミ艇

-28ノット級高速客船

-海洋調査船(建造中)

-6,500DWT型と11,500型の貨物船

-哨戒艇

-近海漁船(135Hp-500Hp)

-引上げ能力8,500トンの浮ドック

-1,200m3型バージ

-2,500DWT型LPG船

特にヴィナシンが韓国の現代重工業とヴィナシンの合弁造船所向けに建造した400,000トンと80,000トンのドック・ゲートは客先から好評を受けている。

さらにヴィナシンは、港湾の岸壁、海洋構造物等の鉄鋼構造物の製作、建設や外資との資本提携による国内のプロジェクト向け工事にも参入している。

 

 

 

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