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1. 本学習指導書の目的

船殻設計とは、船殻構造方式を定め、各部材の寸法を求め、これを図面に書き示すことである。船殻設計の最終目標はよい構造図面を画くことにあるが、よい構造図とは、強度・剛性を満足し、軽量で工作性のよい船殻構造をわかり易く図示したものである。このために基礎となるのが船体強度である。

本学習指導書は、船体強度理論のあらましを説明し、これと船体構造との関係を保ちながら、構造図面の画き方を解説したものである。

 

2. 学習上の注意

指導書は順を追って勉強していくのがよい。最初よくわからないところは、マークを付けておいて先に進み、指導書を一通り終えた後で振り返ってみるとよい。各章末の練習問題は復習のため重要であるので、ぜひ自力でやってみたうえで、巻末の解答と照合してもらいたい。

指導書の内容の中で、とくに肝心な箇所、わかりにくいと思われる箇所の補充説明などを、各章ごとにアサイメントして以下に示す。指導書と併用して、学習の参考にしてほしい。

 

 

 

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