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3.1.11 作図に関するアドバイス

(1) プリズマチック曲線

(a) 最も船種・船型に適応したPRISMATIC CURVEを選定することが線図を描くときの先決問題である。

(b) 3.1.4(2)項(b)のプリズマチック曲線の描き方は、A.P.から船尾の計画満載喫水線(DESIGNED LOAD WATER LlNE)下の排水容積が無視し得る程度で、船首にバルブが無い場合のもので、A.P.から船尾の排水容積が大きいとき、又はバルブがある場合は次の修正を行う。

122-1.gif

上記の値をCP曲線の対応する位置に記入し、lcbを変えないように、CP曲線の両肩部を削り直線部の傾斜を僅かに変え、第3-33図に示す矢印の方向にプラニメータの測針を動かし面積を合わせ、lcbは計算して確かめる。(第3-18図はA.P. より船尾を加えたCP曲線である。)

 

122-2.gif

第3-33図

 

 

 

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