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通信教育造船科講座テキスト「艤装」

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


1.2.3 機器取付、接地

(1) 機器取付

(1.1) 一般

機器取付けに際しては、使用目的及び取扱い等を考慮するとともに、振動、湿気や塩分等の陸上と異なる過酷な条件にも耐えられるような取付け上の注意も必要である。

(1.2) 機器取付前準備作業

取付作業を始める前には、作業ロスをなくすため及び作業中災害を起こさないように次の準備作業が必要である。

(a) 機器台の取付けが完了しているのか、また溶接の落ち等はないか。

(b) 機器台の取付け状態(水平度や取付け位置等)は良いか。

(c) 機器台孔及び外形寸法等は取付機器に対して間違いないか。

(d) 機器台内の必要な電路及び貫通金物等の取付けが完了しているか。

(e) 機器台内部塗装が完了しているか。

(f) 機器裏面の船体塗装が完了しているか。

(g) 取付用機材、工具及び保護オーニングの準備。

(h) 機器取付け周囲の障害物(足場、コード類、ホース類、工事用照明)の除去。

(1.3) 機器取付け後の保護

機器搭載は大形機器や中形機器の場合は、開梱後ビニールシートやオーニングで覆いをして運搬され、小形機器は、パレット等に入れ現場指定位置まで搭載されるが、艤装中船内は、塵埃、火の粉、歪み取り水及び塗料等、電気機器にとっては最も悪い環境下にあるのでそれらからの保護対策には細心の注意を払わなければならない。大形機器に対しては、耐熱シート等で覆うか粘着シート(自己有着式)を機器表面に貼付して汚損防止を行い、さらにベニヤ板等で囲いをし、機械的損傷を防止する必要がある。中形及び小形機器は、粘着シート又は耐熱シート、ビニールシート等で包み、汚損防止を行う必要がある。

(1.4) 機器取付時周囲状況の確認

機器の取付け時取付け方向及び周囲状況については、十分に検討を行うこと。

機器台使用の場合は、台取付け時点において位置方向等が検討されているが、機器取付け段階では、周囲の状況を確認し取付ける必要がある。他の艤装品や船体構造物等による不具合点の有無を調べ、さらに上下や前後方向等に留意して、取付けを行う、注意事項及び具体例については次の通りである。

(a) 機器は、船体構造物や他の艤装品と接触しないよう注意する。(図1.45)

また、付近にやむを得ずパイプフランジが取付けられた場合は、水や油管であれば機器の損傷防止のため覆いをするか、いづれかの手直しをする(図1.46)

 

 

 

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