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通信教育造船科講座テキスト「艤装」

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


第2章 自動化と遠隔操縦

 

2.1 自動化と制御監視

2.1.1 自動化の現状

我が国は欧米に先がけて船舶の自動化に取り組み、数々の自動化船を就航させている。最近では無人化船といわれる超自動化船が建造され、自動機器の大幅導入や電子計算機の採用により運航の自動化、荷役の自動化を行っている。

機関部においても運転、調整の自動化を実施しているため、機関士は制御室にて計器の監視をしていればよく、夜間は船橋操縦に切替えて機関士の当直を廃止する船が多い。

機関部の自動化は

1] 自動制御の採用による調整、操縦の自動化

2] 監視システムによる自動監視、異常時の警報あるいは自動切換、自動停止

3] 主機、補機類の遠隔操縦

などを採用することによって実施される。

次に自動化船で行われている例をあげると、

1] 自動制御…ボイラの自動燃焼(ACC)、自動給水(FWC)、主機の自動増減速、冷却水・潤滑油などの自動温度調整、自動圧力調整など

2] 監視システム…補機の自動切換、冷却水・潤滑油などの温度・圧力の高低による警報、主機・発電機などの異常による自動停止(トリップ)など

3] 遠隔操縦…主機の船橋操縦、補機の制御室からの遠隔発停などとなる。

4] 自動監視記録装置…機関部の主要なデータの自動監視と記録を行い、警報時もその記録を行う。また一定時間のデータを蓄積し、時間を追って表示するトレンド機能があるものもあり、長時間に渡るデータの推移から種々の異常を監視することもできるように成っている。

最近建造される船がすべて無人化船とは限らないが、自動化は程度の差こそあれ必ず採用され、乗組員の労力節減、事故の防止などに役立っている。

 

2.1.2 監視装置

主機及び補機を自動化あるいは遠隔操作する場合には、機関室の一個所に計器・表示灯・警報器類及び遠隔操作装置を集中し、諸計器を集中監視および制御するのが普通である。

 

 

 

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