日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 産業 > 運輸.交通 > 成果物情報

通信教育造船科講座テキスト「艤装」

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


船の運航は、これまで船橋からの指令により機関室で主機の操作を行ってきたが、最近では船橋で主機を直接操作する船橋操縦が一般化してきている。

また、機関室は高騒音・高温・高湿など環境があまり良くないので、防音・空調をほどこした機関部制御室を別区画として設け、監視制御機器を集中して、主機その他の主要機器の遠隔制御及び集中監視を行うことができるようにしている。さらに機器の信頼性の向上と共に自動化が大幅に採用されるようになって、夜間は機関室を無人化することも行われている。

更に最近では操縦操作だけでなく、機器データの自動記録、異常診断、保守計画等の処置をコンピュータを用いて行う制御・監視及び保守システムまで実用化されている。

 

1.2 機関艤装設計

1.2.1 機能設計

基本計画で作成された基本図・仕様書などに従って船主や船級協会と折衝を行いながら、船の細部にわたった機能に関した部分の設計を行う部署を機能設計という。

船主や船級協会へ提出する承認図、生産設計へ渡す工事用図、あるいは船の完成時に船主へ渡す完成図など、一船につき数百種に及ぶ図面を作成することもある。

また船の各パートについて、与えられた条件のもとで機能的に優れたものとし、効率よく設計するために設計部門はそれぞれ専門の分野に分かれ、ふつう総合(基本)、船殻、船体艤装、機関艤装及び電気艤装からなっている。

 

1.2.2 機関艤装設計

船の推進に関係した機関部の詳細設計を行う部署であり、基本設計で作成された機関室配置図・仕様書・計算書などにより示されている基本計画に従い設計作業を進める。

機関室内の配置を決定するにあたっては、主機関をはじめとする各機器の性能が十分に発揮されるように検討を重ね、同時に船殻、船体艤装、電気艤装など他の部署との関連を十分に検討すると共に、現場での作業の手順、難易度にも考慮を払い、円滑な工事の遂行ができるように心掛けなければならない。

また性能面とは別に、機器の操作及び保守についても綿密に考慮し、かつ安全性、照明、交通、換気、防音、防振などにも留意して、乗組員にとって安全で好ましい環境となるように設計しなければならない。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
20位
(31,553成果物中)

成果物アクセス数
319,855

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年11月16日

関連する他の成果物

1.通信教育造船科講座テキスト「工場管理」学習指導書
2.通信教育造船科講座テキスト「工場管理」
3.通信教育造船科講座テキスト「船体工作法」学習指導書
4.通信教育造船科講座テキスト「船体工作法」
5.通信教育造船科講座テキスト「船舶関係法規」学習指導書
6.通信教育造船科講座テキスト「船舶関係法規」
7.通信教育造船科講座テキスト「船舶計算」学習指導書
8.通信教育造船科講座テキスト「船舶計算」
9.通信教育造船科講座テキスト「基本設計」学習指導書
10.通信教育造船科講座テキスト「基本設計」
11.通信教育造船科講座テキスト「船殻設計」学習指導書
12.通信教育造船科講座テキスト「船殻設計」
13.平成12年度「身体障害者用ヨットの開発」事業報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から